11月23日、高尾山に行ってきました。
午前中はアキバにいたんだけど、買い物は済ませちゃったし、リナカフェはイベントで利用されていて、つかえないしで、じゃあ高尾山にでも行こう、ということになりました。なりましたというか、一人ですけど。
とりあえず吉野家で牛丼食べてJRに乗って新宿まで、そこから京王線で高尾山口まで。JRは中央特快に乗っていたので、そのまま高尾までいくという手もあったのだけど、高尾までJRで行って高尾から高尾山口まで京王使うのと、新宿から高尾山口まで京王つかうのとでは運賃が倍違うんですよね。もちろん新宿から分倍河原までの定期もあるので迷わず新宿から京王線です。
天気がいいからなのか、以外と高尾方面の電車には人がたくさん乗っていました。というか全然降りないし、え、みんな高尾山までいくんですか。
で、高尾山口到着。
色づいてる。
で、視線を落としてみると、
なんか人多い。多いよー。駅のホームも人が超多いよー。
人混みをかき分けて、歩いていくと、麓の川岸はまったりと家族連れが。
まったりというにはちょっと人多いか・・・。
あー人入っちゃうなーとか思いつつ撮影してたら、
「すみませーん。写真とって(シャッター押して)くださいーい。」
あ、いえ、一眼レフなんて持ってますが、別にうまくないですよ、なんて思いつつパチリ。
「すみません、僕のカメラでも撮っていいですか」とか「撮った写真あとから差し上げますのでここにメールください」とかいえばよかったですか?まったくそんなことしてません。
川岸から高尾山麓のケーブルカーの駅まで写真を撮りつつ移動。
ちょっと色褪せ始めちゃってるかなあ。レイアウトは考えてないよ。
つーか人多い。全然進まない。ケーブルカーの駅までもたどり着けない。なにこれ。
ぎゃー。もうね、人が多いとかそういうレベルじゃない。整理係が言ってるアナウンスを要約するとこんなかんじ。
- 超混雑しております ←わかってる
- ただいまケーブルカー、リフトともに60分から70分待ちでございます ←えー
- ご利用の方は先に切符をご購入の上、お並びください ←切符売り場にもたどり着けそうにない
- 徒歩コースをご利用になられても約1時間ほどで到着いたします。こちらもご利用ください ←歩く方が早いのかよ
- 上は薬王院がいいかんじです。頂上の紅葉は賞味期限切れです ←へー
- 上も混雑しております、日没時間も考えて行動してください ←日没はいつですか
ということで、歩くことにした。なんかもみじ祭りだったのね。あと高尾山って三つ星ついてたんだっけ。どっかタイヤ屋さん的なガイドブックで。
ざくざく歩く。一人なのでペースを気にせず歩く。隙間を見つけて他の人追い越してざくざく歩く。暑い。
途中、みんな座って休んでるスポットな何カ所かあった。
一気に登り切ってみるとだいたい30分くらいだった。実際にはかった訳じゃなくて、あとから写真のタイムスタンプをみたらそうなってた。ちょっと疲れた。
登り切った先にはリフトの乗り場があるんだけど、ここも超満員。もう夕方も近いので帰る人も多いのだが、ほんと人大杉である。
わっさー。
で、そんな人だかりを上から眺めてたばこを燻らせている女性を眺めつつ薬王院方面へ。
いきなり、紅葉じゃないところからスタート。
道中はこんなかんじ。
てくてく歩いて薬王院。
陽を受ける紅が美しい。
きれいだねー。
オウ。ウツクシイネー。
それから一段上って綺麗な紅葉を発見。ちょうど夕日が逆光で入ってて超綺麗。
1本だけたぶん赤松だろうからもともと赤いんだけど、夕日と紅葉の紅をうけてますます赤くなっている。
絶景なので、みんな写真とりまくっている。というか僕もめちゃくちゃたくさんとった。ここで、シャッター押してくださいなんてやりとりをちょっとした。
すすきもいいよいいよー。
とかやっているうちに日が落ちた。シルエットが美しい時間帯。
影絵の時間帯。
そんなわけで、暗くなってきてそろそろ下山するかという頃。ケーブルカー乗り場まで戻ってみたけど、「現在90分待ちでーす」というアナウンスにげんなりしてリフト乗り場に行くも、「整理券持ってない人はどんどんもってってねー」なんてこっちも確実に時間がかかりそう。
しかたないので、また徒歩で戻ることにしたけど、すでに周りは暗い。特に徒歩のルートは山の陰になっているので早くからかなり暗くなる。しかも電灯は全くない。
そして、僕のかばんにはライトが2本。無駄にもおもえる2本。
僕のかばんにはカメラのフラッシュの予備電池としてエネループが4本常に入っている。それから単3電池3本で駆動するライトがバッテリーなしではいっているのでこの装備を合体させることで、あっというまに緊急時に使えるライトになるわけです。普段はフラッシュ用。緊急時はライト用。リソースの有効活用です。
さらに残りの1本はどうするかというと、ちょうど午前中にアキバでネタ兼実用として買った、単3電池1本で駆動するLEDライト(携帯電話充電機能付き)に装填されるわけです。ライトにもなって携帯も充電できて、しかも電池1本で動くというこのお手軽感に不安を覚えつつつい無駄な多機能がすきで買ってしまった小物が早速役に立ちました。
5灯式と2灯式。
2本のライトを駆使することで足下は非常にクリアになったので、それはもう文字通り周りの2倍速でざくざくと下っていきます。
路肩をざくざくと、隣の人を追い越すたびに「ライトか」「あれ正解だね」「なんで持ってないの?」みたいな会話が聞こえてきますwまあ、まさか自分自身がこんな時間まで山にいて、真っ暗な中を下ることになるとは誰も考えなかったんでしょうねw
僕自身も別にこんな事態を具体的に想定していたわけではなく、なんか役に立つときはあるだろう、くらいの感じで入れていたライトです。
結局、ライトの優位性を生かしてざくざく下ったところ20分で下山できていたらしい。これもはかったわけではなく、写真のタイムスタンプによる。
ちょっと驚いたのは、ずっと僕のペースについて降りてきた人がいること。べつに確認はしなかったんだけど、ずっと同じウェアのすれる音が聞こえてたんだよね-。ライトあるからわかりやすかったのかもしれないけど、僕結構なペースでしたよwなれてる人かな。
で、下山してみたはいいけど今度は、帰る人が多すぎて駅前がカオスになっていた。警察が出動して駅の入場制限かかっている。
- ただいまホームまで人が満員のため入場制限しています
- 電車は正常に10分間隔で動いていますが、この人数ですので改札通れるのはずいぶん先になります
- まだ歩ける方は、15分ほどで高尾駅まで歩けるので歩いてください
ということで、JR高尾駅へ誘導される。京王も併設なのでそこで乗ることにする。写真手前はただの土産屋。その奥の暗い部分が駅前の人だかり。
ホーム遠景。ラッシュ時の新宿なんかに比べたら楽勝な混み具合ですが、家族連れも多いので入場制限は仕方ないんでしょう。
せっかく速く降りてきたのに全然意味はないなーとか思いつつもう一緒だろうということで高尾まで歩く。1.5kmくらい。途中で京王線2本に抜かれた。観光バスも何台も通ってった。いやーおつかれさまでした。やっと高尾です。京王からJRに乗り換える人も多いので、わりと車内空いたようで、あとは快適に帰宅できました。