普段会社のオフィスで使っているデスクは十分に広いのですが、ThinkPad T60が2台と24インチの液晶ディスプレイ、それからX31やらノートを広げるとちょっと手狭になります。
もっと整理しろと言われればそれまでなのですが、僕は片付けられない駄目な人間なので、まずは作業面積を広く確保する方法に走ってみました。
普段の開発やテストで使っているT60、一台はT60pなのですが、スリムモバイルとか言われていて、確かに板のような筐体ですが、A4ノートなのでまあコンパクトではなく設置面積はけっこうとります。それが2台。もともと立っているものだからそんなに面積はとていないもののそれなりにでかい24インチの液晶ディスプレイが1枚もあります。それから私物ではありますが作業用にもう1台ThinkPadX31が1台開いていたり、メモしたりするノート、技術系の専門誌が平積みになっています。
そこで気になっていたのがAssistOnあたりで紹介されているノートPCを立てて使えるスタンド。周りに若干変と言われる僕はノートPCであるT60pにも外付けでキーボードとしてHHK Proを、マウスとしてケンジントンのトラックボールを使っているので仮にノートPCが直立そてしまっても問題は無いんです。AssistOnのスタンドも直立まではいきませんが、かなり高い角度まで立てることができそうです。
でもこのスタンド、買うと1万円くらいするんですよね。それから立てることで面積がずいぶん稼げるような気はしたのですが、実際写真んとか見ていると設置面積自体は結構とるみたいです。それじゃ本末転倒です。
で、ある日ふと、会社にあるものでなんとかしてみようと思い立って実際にデスク周りを改造してしまいました。
まず、目をつけたのはブックエンド、薄い本たちを立てておくための物なのでなんとか応用できないかという考えです。しかし、L字型のものはさすがにノートPCを立てかけておくには頼りなく、複数でがんばろうとしてもやたらでかいものになってしまいそうなのでやめました。
その次に目にとまったのは同じく本を立てておくためのケース、10センチ弱くらいの厚さの箱を輪切りにしたようなやつです。そうか、ここに直立させたThinkPadと重りの本でも入れておけばいいんだ。しかも、このブックケースは結構穴があいていたりするので意外とケーブルの取り回しも便利そうです。ただ、ケース自体はとても軽いのでこのままじゃ立ちません。とりあえず僕がいつも買っている雑誌が会社には積んであるのでそれを重りに使うことにします。主に日経サイエンスとNewton。これでばっちり直立してくれます。
ThinkPadが直立してしまえばあとはこっちのもの。適当にレイアウトをしてケーブルを取り回せば完成です。直立してしまった上に、ケースの形状上ThinkPadのキーボードは完全に使えなくなってしまっていますが、僕にはHHKとトラックボールがあるので関係ないです。隣りにもう1枚立てたThinkPadは、synergy経由で操作します。synergy便利。まさにこのためにあるのではないかと思うくらいに。
結果、この作業のおかげでかなり作業面積がとれるようになりました。ThinkPadT60二台分ですから。これでノートやら本やらコップやらDSやら置き放題ですよ。X31も快適に広げられます。
このエントリ、ほぼ移動しながら書いているので写真とかはまた公開する予定です。実際に使ってみた感想なども添えて。
ただ、この作業で得られた光景のおかげで、僕は更に変な人になってしまった可能性がある、ということは確かな気がします。