先日、Proxmox VEからCentOS 7で作ったNFSサーバを利用しようと思ったときのこと。
NFSって読み書きするときのブロックサイズを指定するrsizeとwsizeってパラメータがあるんだけど、PVEのNFSマウントってこれがめちゃめちゃでかい。もしかしたらCentOS側の想定が小さいだけなのかもしれないけど、なんにしてもこのパラメータのミスマッチでNFSのIOがロックして死んだ。
rsizeとwsizeを8192か4096あたりにすればよいのだけどPVEのデータストアはfstabに書かれてないので注意。/etc/pve/storage.conf を見ましょう。該当のNFSデータストアのoptionsにNFSのオプションが書けるのでrsize=4096,wsize=4096 なんて感じに追記する。
あとはどうやって反映させるかという話だけどfstabに書かれてないからといってコマンドラインを組み立てる必要はないし、再起動も必要ない。対処のNFSマウントをumountすれば直ぐに再マウントしてくれるし、そのときにオプションを適用してくれる。もちろん、対処のNFSデータストアは未使用にしないといけないのでVMのストレージを移動するとか、コンテナを止めなきゃいけないのはしかたないけど、自動マウント便利。