自宅にはサーバとして利用していたり、RDPでリモート利用しているマシンが何台かあります。普段の利用はすべてネットワーク越しでできるようになっているのですが、それでも物理マシンとしてマウスとキーボードとディスプレイを接続して作業したいことがたまにあります。OSがクラッシュしたときとか、メンテナンスでネットワーク越しでやりたくない作業をするときとか。
キーボードはもともとHHKB Pro2を愛用しているのでこういう作業でも使っていました。作業対象が主にLinuxなので、HHKBとの相性はよいです。最近はBIOSがマウスで操作できるようになっていて、マウスのほうが簡単に使えるので、家に余ってるKensington ExpertMouseをHHKBに接続して使っていました。ExpertMouse、常設して使うにはいいのだけど、臨時でちょこっとつかうにはすこし取り回しが悪いなと、思っています。ディスプレイはVGAなら学生の頃からずっとつかっているHYUNDAI L17T(学生時代は特にアナログTVが見れるので重宝した)を、HDMIはAppleTV用に使ってるLG E2251VR-BNをつなぎかえて使っていました。(どっちもすでに古いもので入手はできませんが、代用品はいくらでもあるでしょう。)
このへんの取り回しをよくするために、On-LAP 1302とThinkPadトラックポイントキーボードを買いました。On-LAP 1302はVGAとHDMI接続に対応した薄型のディスプレイで、USB給電で動作します。USBは給電のみで、よくあるUSB接続のモバイルディスプレイみたいに専用のドライバが不要なので、物理マシンのメンテナンスだけじゃなくて、OSのインストールなどにも使うことができます。ThinkPadトラックポイントキーボードは最近リニューアルされたモデルで、USB版とbluetooth版がありますが、これもOSのインストールとかで使いたいのでUSBモデルにしました。それから、これは以前から使っているのだけどUMA-ISOにSSDを入れて使っています。中身はiodd 2501という製品で今はiodd 2511とかOEMでZALMAN ZM-VE300 (iodd 2531)として後継機種が売られています。最近の2531なんかは内蔵ストレージのフォーマットがNTFSしか対応していないのだけど、僕が使っている2501や、次の2511はexFATにも対応していてOSXからも使いやすいので愛用しています。物理マシンにOSをインストールするときにISOをメディアに焼く必要もないし、光学ドライブを持ってないマシンにも簡単にOSをインストールできるので、とてもよいものです。SSDの読み込み速度が効くので、光学メディアからの起動に比べて起動が速いこともいい点です。USBメモリにISOを書き込んで起動するという方法もありますが、1つのデバイスでより汎用的に使えるので手放せません。