なにやら多機能な監視ツールであるZabbixをUbuntuでつくったサーバに入れてみるメモ
導入する環境
Ubuntuのインストール時に選択できるサーバ構成はとりあえず当たり障りなくLAMP+OpenSSH+Sambaにしてあります。
Zabbixは3つの構成要素に分けられます。
- 監視を行うサーバ部分
- 監視サーバのWebフロントエンド
- 監視対象のマシンで動作するエージェント
とりあえず監視側のサーバを構築していくので上の2つを導入します。
sudo apt-get install zabbix-server-mysql
sudo apt-get install zabbix-frontend-php
途中でDBまわりの質問がありますが、基本的にはアクセス用のパスワードを設定するだけ。
インストールが完了したら http://server/zabbix にアクセスすることで初期画面が表示されます。
ライセンスに同意すると環境のチェックが入るのですが、デフォルトの環境ではmax execution timeが短すぎるのとdate.timezoneが設定されていないという点でエラーになりました。/etc/php5/apache2/php.iniを編集して該当の項目を修正します。max execution timeを300に、date.timezoneを”Aisa/Tokyo”に設定しました。
あとは問題もなく設定完了。実際にはadminのパスワードなど必要に応じて設定する必要があります。