さっき導入したVMware ServerにUbuntuを導入してみます。
VMware Server 1系では仮想サーバの管理コンソールは単体のアプリとして提供されていて、感覚としてはVMware Workstationに近かったのですが、2.0ではコンソールへのアクセスはWebアプリとして提供されるようになりました。
インストール時にデスクトップやクイックランチにVMware Server Homepageとかいうリンクができていると思いますが、これが管理コンソールへのショートカットになります。一見VMwareの製品ページのリンクに見えますが、だまされないようにしましょう。
ショートカットをたたくとログイン画面が表示されるので、とりあえず今ログインしているユーザと同じ情報を入力します。ログインが成功するとシステムのサマリが表示されます。CPUやメモリの状況やHDDの空き領域、定義されたネットワークが表示されていると思います。
では、Ubuntuを導入する仮想マシンを作っていきます。
- サマリ右のCommandsにあるCreate Virtual Machineをクリック
- マシン名と保存場所を決定
- マシン名は適当に決定
- Datastoreは標準の場所でおk
- OSを選択
- Ubuntuを入れるのでLinuxを選択
- 一覧が更新されるのでUbuntu Linux 32bitを選択
- メモリとCPUの構成を選択
- Server版を入れるのでGUIは使わないし、開発用としてほかのマシンも作成するので512MBのメモリを設定
- 仮に暴走したとしてもシステム全体が高負荷にならないようにコアの数は1つに設定
- ディスクの作成
- 新規作成
- HDDの空き容量は十分にあるけど、そんなに使う予定もないのでデフォルトの8GB
- 保存場所は仮想マシンと同じ場所
- ファイルオプションで、最初に一気に領域を確保してパフォーマンスアップを狙う
- 特に移動とかしない予定なのでファイル分割はしない
- UPSとかはないけどwポリシ設定をパフォーマンス最適化に設定
- ネットワークの設定
- 初めてなので新規作成
- ブリッジ接続、起動時に接続状態に
- CDドライブの設定
- Ubuntuのインストールに必要なのでISOイメージを設定
- Browseボタンでファイルを探せるが、データストアに設定された場所から探すのが原則なのであらかじめISOはコピーしておいてそれを選択
- FDドライブの設定
- イラネ
- USBコントローラ
- これもとりあえずイラネ
- えいやと作成
完了したらPower ONで起動。サーバとして運用するならsshだけでも十分ですが、インストール時にはどうしてもコンソールアクセスが必要です。Consoleタブを開いてプラグインを入れることで、コンソールタブからVMware Playerのような窓でコンソールにアクセスできます。
Ubuntuのサーバ版を画面の指示に従ってインストール中。今日はここまで。